2022.09.19
未分類
直木賞受賞作「銀河鉄道の父」 待望の映画化!2023年GW公開!
「銀河鉄道の父」は、門井慶喜が大量の宮沢賢治資料の中から父・政次郎について書かれた資料をかき集め、究極の親子愛を描いた傑作にして、第158回 直木賞受賞作の『銀河鉄道の父』。待望の映画化となる。
小説は2016年に発売され、2017年から映画化プロジェクトは動き出し、役所広司、菅田将暉、森七菜といった名優たちが集い、6年越しで満を持して映画制作が動き出した。監督は、『八日目の蟬』『いのちの停車場』など、日本中に感動を巻き起こしヒット作品を生み出してきた成島出。
主演・役所広司が演じる政次郎は、父の代から富裕の質屋を営み、家業と一家の主人として、責任感と情熱のある明治の男だが、長男・賢治が生まれると、明治の男には珍しく子育てに熱心で子供にはめっぽう甘い。
菅田将暉は宮沢賢治役を短髪坊主頭で挑んだ。本来は長男として質屋を継ぐのだが、それに反発し、学力もないのに学問の道へ進み、さらには商人家系にもかかわらず農業や宗教の道に進みたいと、親泣かせの我が道を行く息子。
父・政次郎と長男・賢治の、人間味あふれる親バカ・ダメ息子のユーモアと苛烈な闘いの日々。
森七菜は、そんな2人がお互いうまくいくように指南するなど、賢くしっかり者の妹トシ役を演じる。
日本のみならず世界中の“人の心”に生き続ける宮沢賢治。没後90年となる2023年(1896年8月27日生―1933年9月21日没)、不安定で激動の時代に、人の心に生きる力を与えてくれる、映画史に残る一本が誕生する。
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会