本作の主題歌がいきものがかり「STAR」に決定しました!
さらに主題歌入りの新たな特報映像が解禁!!
本作のために書き下ろされた主題歌「STAR」は、穏やかなメロディと吉岡の透き通るボーカルが、ぶつかり合いながらも支え合う宮沢家の大きな愛を感じさせる楽曲となり、いきものがかり2人体制になってから、初の映画主題歌となります。
さらにこのたび主題歌「STAR」が流れる特報映像も解禁!映像は「宮沢賢治の父、政次郎でございます。」というユーモアと人間味あふれる親バカな父・政次郎をはじめ、宮沢家の面々が次々と写し出され、やがて賢治が家業を継ぐと信じて疑わない政次郎は「明日から家業の修行さ励め」と賢治に言うが、「イヤです。」と反発され、面を食らってしまいます。ここから父と息子の熾烈な戦いの日々が! “農業学校への進学”、“人造宝石で商売”、“宗教の道”と我が道を進む賢治にときに困惑し、ときにぶつかってしまう政次郎。それでも賢治に対する愛はゆるぎない。映像後半では「お前は父でありすぎる」と爺に言われながらも、親バカだけど子供たちの幸せを願い政次郎が涙する姿に共感すること間違いなし。
≪いきものがかり コメント全文≫
◆吉岡聖恵 コメント
映画『銀河鉄道の父』というこの作品がとてもあたたかみのある作品だと思いました。賢治の妹、トシへの深い愛情、そして、その中で新しい作品が生まれていくこと、それがとても印象的でした。そして、賢治をまるごと包み込む父、政次郎の深い愛情を感じました。たくさんあたたかさを感じる作品で、拝見してたくさん涙しました。私としては出産が近づく中での歌唱だったので、この曲に親子の関係をおもいながら、あたたかな気持ちで歌わせて頂きました。語るように歌いながら、一方であたたかく深い気持ちが爆発するような歌でもあると思います。心の中に熱いものを持ちながら歌いました。作中にある賢治の父、政次郎と賢治の関係に思いを馳せながら、自分にとってとても貴重なタイミングでこの歌を歌わせていただいた事がとても素晴らしい体験となりました。母になった今、出来上がったこの曲を、うんうん、としみじみ聞いてしまいます。自身の心境にリンクする曲にもなりました。
◆水野良樹 コメント
(映画を観て)やっぱり息子の顔が浮かんで、しょうがなかったですね笑。こんなことを言ったら怒られると思うのですが「俺も政次郎だよ!」と心のなかで叫びたいくらいで。そして、やはり各シーンでときに静かに、ときに激しく、生と死のあわいに身を寄せる相手に、言葉を送ろうとする登場人物たちがとても愛おしかったし、心打たれました。他人からみたら、大袈裟で、滑稽にみえるほど、相手を一生懸命に肯定するという瞬間が、人と人とのつながりのなかでは、ごくまれに生まれることがあると思います。誰かが誰かを肯定することを、優しく包み込めるような楽曲にできればいいなと思ってつくりました。いきものがかりというグループにとっても、このタイミングで親と子を描く作品に関わらせていただけることに、勝手ながら、なにか運命めいたものを感じました。
【いきものがかり プロフィール】
1999年2⽉1⽇、⼩・中・⾼校と同じ学校に通っていた⽔野良樹と⼭下穂尊が「いきものがかり」を結成。ユニット名は、2⼈が⼩学校1年⽣の時に⼀緒に⾦⿂に餌をあげる「⽣き物係」をしていたことによる。
地元の厚⽊・海⽼名や⼩⽥急線沿線で路上ライブ活動をスタート。1999年11⽉3⽇、同級⽣・吉岡くんの1歳下の妹・吉岡聖恵が「いきものがかり」の路上ライブに⾶び⼊り参加したことをきっかけに、3⼈組となる。吉岡という強⼒なボーカルを得て、地元の厚⽊・海⽼名を中⼼に精⼒的に活動し、ライブハウスやホールでのワンマンをソールドアウトするようになっていく。
2006年3⽉15⽇に「SAKURA」でメジャーデビュー以降、「ありがとう」「YELL」「ブルーバード」「風が吹いている」など数々のヒット曲を世に送り出す。
2017年1月5日に「放牧宣言」を行い、一時活動休止。2018年11月2日の「集牧宣言」で活動を再開する。
2021年6月2日、同年夏をもって山下穂尊がグループを離れることを発表。3人体制のいきものがかりは完結し、2人体制での活動がスタートした。
©2022「銀河鉄道の父」製作委員会